JOURNAL

2025/08/04 15:40

「ウメトサクラトごはんの時間」vol.05 宮木いなり


宮木慧美さん、いなりちゃん(オス・2歳)


雨上がりの濡れた芝生に映える、美しい黄色い毛並み。


いなりちゃんは、この日はじめて出会う私達に緊張した様子で、飼い主の慧美さんの背後に隠れていた。


少し怖がりで、小さな音にも敏感だといういなりちゃん。公園に響く工事の音にも尻尾を丸めて、度々びくっと反応している。



長野県松本市に暮らす慧美さんと、いなりちゃんの出会いは2年前。


慧美さんが訪れた保護犬の譲渡会で、サークルの隅に小さく丸まっていた生後4ヶ月のいなりちゃんを見つけたのがきっかけだった。


「長い手足に垂れ目、額の白い模様が可愛くて。“抱っこしたい!”と思ったんです。」


:譲渡会の写真。「あゆ」という名前で呼ばれていた生後4ヶ月のなりちゃん。



元野犬と聞き「人が怖かったりするのかな?」と不安もあったけれど、いなりちゃんは驚くほどおとなしく、慧美さんの抱っこを受け入れてくれたのだそう。


その後、トライアル期間を経て正式に二人は家族になった。


「いなりは甘えん坊で、夏でも毎晩ベッドに上がってくるんですよ。冬はぴったりくっついてきて、気づくと私の寝る場所がなくなっていることも。寝不足になっちゃうけど、可愛いから許しちゃうんですよね。」と慧美さんは笑顔で話す。



大学時代に上京し、卒業後は都内の広告制作会社で働いていたという慧美さん。

2013年の転職を機に、生まれ育った長野県へUターン移住した。


その後、さまざまな仕事を経験しながら、地元の若者が県外へ出ていく流れに課題を感じ「何かできることはないか」とキャリア教育に携わるようになった。


現在は松本市を拠点に、県内の中学、高校、大学と連携しながら、学校という枠組みを超えた、さまざまな学びのプログラムをつくる「探究コーディネーター」として活動している




「毎日同じ仕事はなくて、超マルチタスク。自転車操業のような働き方をしています。」そう話しながらも、表情からは楽しく充実した日々が伺える。


忙しい日々だからこそ、休日はできるだけのんびりと過ごすようにしている。


いなりちゃんと少し長めのお散歩をしたり、家でゆったり過ごす時間が、よいリフレッシュになっているそうだ。



いなりちゃんとの暮らしで変わったことは、生活がより健康的になったこと。


「毎日朝と夕方、だいたい45分くらい散歩しています。夏は4時に起こされることもありますが.......(笑)。でも、季節の移ろいを感じながら、北アルプスを眺めてお散歩するのは本当に気持ちがいいんです。」




風、光、土の感触を感じながら、ワンちゃんと並んで歩く散歩時間は、地域の魅力を再発見させてくれる。


慧美さんは、いなりちゃんと一緒に暮らすことで、松本が以前よりももっと好きになったそうだ。












ウメトサクラト いなりのごはん



Q1. いなりちゃんへごはんをあげるときに、普段から気をつけていることはありますか?


いなりは食べることが大好きで、好き嫌いもほとんどないんです。カリカリをメインに、たまにフルーツやお野菜、お豆腐などをお裾分けしています。実家で採れた新鮮な野菜や米も大好きなので、茹でてあげています。減農薬の美味しい野菜なので、めちゃくちゃグルメですね。


Q2 . ウメトサクラトのドッグフードは、どのように活用されているのでしょうか?


ウメトサクラトのごはんは、カリカリにプラスしてフードと水分をトッピングすることができるので、水分補給にもなるのが良いですよね。いなりはトイレを外でする派なので、家の中では絶対にしてくれないんです。だからなのか、私が仕事などで家を空けている間は、水分を全然摂ってくれなくて、脱水が心配になるんです。

鹿スネ肉のホロホロ煮をカリカリにトッピングすると、スープでヒタヒタになるので見栄えも「豪華なごはん」という感じになって、いつもより食いつきもいいです。お肉よりもまず先に、スープを飲み干していますね。


Q3. ウメトサクラトのドッグフードを食べはじめて変わったことはありますか?


いなりは食いしん坊すぎて、空になったお皿をいつもペロペロするんですが、ウメトサクラトのドッグフードの時は、本当に美味しいのか、いつもの3倍くらいペロペロしています(笑)。体調的な変化は、口臭がしなくなったかもしれません。うんちの色や量も良くなった気がします。




いなりのお気に入り


「鹿肉のミンチ」


暑さに弱いいなりは、夏場はいつも、お散歩から帰るとよだれをダラダラにしながら、一目散に水を飲みに行くんです。凍ったまま鹿肉のミンチをトッピングして、お散歩後のごはんに出すのは、熱を下げるのにも良さそうでした。早食い防止のお皿を使っている時は、最後の一粒まで一生懸命探して食べています。(慧美さん)


「鹿チップス」


袋を見せた瞬間に「早くくれ」と催促してきます(笑)。大好きなおやつのときは、こちらが指示をする前にお座りをしてタッチをしてくれるのですが、鹿チップスの時もそんな感じ。レバーがパリパリで、サイズ調整もしやすくて、あげやすいです。(慧美さん)